成立までの設計プロセス
精密ゴム部品の量産安定化には、段階的な設計と検証が不可欠です。




精密に特化する理由

精密部品特有の課題

寸法誤差の影響
精密部品では、わずか0.1mmの誤差が機能不良を引き起こします。

バリの機能干渉
精密であるほど、わずかなバリが組み付けや密封性に影響します。

流動不安定
微細形状への材料流動は不安定化しやすく、充填不良が発生します。
それに対する設計思想

収縮を織り込んだ設計
材料特性を把握し、収縮率を考慮した寸法設計を行います。

微細形状対応金型
バリを最小化する精密金型設計と、適切な分割面設定を実施します。

流動特性を踏まえた配合
微細形状への充填性を考慮した流動性設計を行います。



プレス成型特化の理由



協和合成は、プレス成型に特化することで、精密部品の安定量産を実現しています。

射出成型や他の成型方式は扱わず、プレス成型のみに技術を集中することで、ノウハウの深化と品質の安定化を図っています。

「何でもできる」ではなく、「この領域で確実にできる」会社として、お客様に信頼される体制を構築しています。
対応仕様

成型方式
プレス成型のみ
最大金型サイズ
450角程度まで
主力製品
精密部品
対応ロット
試作~量産対応
※詳細な仕様や対応可否については、お問い合わせください。



管理構造
量産安定化のために、4つの領域で標準化と数値管理を徹底しています。

 配合管理
使用材料の配合比率を数値化し、ロットごとの品質バラツキを最小化。材料特性データを蓄積し、再現性を担保します。
 成型条件管理
温度・圧力・時間などの成型条件を標準化し、オペレーターによるバラツキを排除。条件逸脱時は即座に検知します。
 金型管理
金型ごとの使用履歴、メンテナンス状況を記録。摩耗状態を管理し、製品品質の変動を事前に防止します。
 品質保証管理
工程内検査と最終検査を組み合わせ、不良品の流出を防止。検査データは全ロット記録し、トレーサビリティを確保します。



対応事例

事例①

課題

「高湿環境で使用しているノズル部品が加水分解で劣化してしまう。 長期使用でも物性低下と寸法変化を抑えたい。」
 
対応

耐加水分解性配合へ再設計。
応力集中を避ける形状設計と成型条件の最適化。



結果

高湿環境下でも安定使用が可能に。
長期耐久性を確保。

事例③

課題

「インク接触部品が膨潤・軟化してしまう。
耐インク性を高め、長寿命化したい。」

対応

溶剤特性を分析し耐溶剤配合へ再設計。
成型条件を最適化し物性安定性を確保。

結果

インク環境下でも寸法安定性を維持。
交換頻度を低減。

事例②

課題

「部品点数が多く、組立工数がかかる。 さらに防水・防塵(IP規格)を満たしつつ、電気接続部と一体化したい。」

対応

ガスケット機能と電気連結部を一体設計。
圧縮率設計・接触面形状を最適化。
プレス成型前提で量産安定構造を確立。

結果

部品点数削減と組立性向上。
防水・防塵性能を確保し、量産安定を実現。

事例④

課題

「寒冷地で硬化しシール不良が起きる。
低温でも柔軟性を維持したい。」

対応

低温特性重視の配合設計。
加硫設計を見直し弾性保持を確保。

結果

寒冷地環境でも安定したシール性能を実現。 

※守秘義務により、社名及び製品詳細は掲載しておりません。
詳細な仕様や対応可否についてはお気軽にお問い合わせください。
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